ショップジャパンさんから歩行を支える便利な杖、クレバーケーンをレビュー用に提供いただきました。CMでも時々見かける杖ですね。
30代の筆者にはまだ杖は必要ないのですが、せっかくなので使い心地を徹底的に検証してレビューしてみます。(体調が悪くて足取りがフラフラしている自分を想像しながら使ってみました！！)
クレバーケーンの特徴
まずはショップジャパンのクレバーケーンの特徴をご紹介しましょう。
3点自立式の杖
クレバーケーンの最大の特徴は支える部分が3点式となっていることです。
1点で支えるよりも面積が広がるので歩行が安定し、思わずぐらっとすることも防げます。
また4点式の杖と比べると、少しですが省スペースというメリットもあります。
ライトやブザー等便利な機能
クレバーケーンは杖としての機能だけではなく、ライトや防犯ブザー等のお助け機能も付いています。
個人的にはライトはすごく便利だと思います。
夜暗いところを歩くときは、足元をしっかり照らしたいですからね。
防犯ブザーは個人的にはあまり必要ないかと思うのですが、転倒するなどもしものときのためにはついていた方が安心でしょう。
折りたたみができる
折りたたみができる杖とは面白いです。
普段杖を使わない時は折りたたんでしまっておくことができます。
この点などを見ると、おそらく普段は自分で歩くけれども、たまに杖を使う人をユーザとして想定している気がしますね。
実際に注意書きを見てみると「杖なしで自立歩行できる人がより安定して歩行できるように補助的に使用するものです」と書いてありました。
杖の長さの調節が可能
クレバーケーンは杖の長さの調節が可能です。
使う人によってベストな長さはそれぞれですからね。
最長で78.5センチ、最短で68.5センチと10センチの幅があります。
クレバーケーンの使い方
早速届いたクレバーケーンを使ってみましょう。
体調不良で足元がふらつく自分を想像しながら使ってみます。
杖を広げる
クレバーケーンは折りたたんだ状態で届きますので、まずは杖を広げます。
固定バンドを外すと自動で杖が広がると書いてあったので、ほほう便利だなぁと思いました。
がしゃんと少し大きな音が出るので、周りに人がいる場合はできれば手を添えて広げた方が良いと思います。
電池を入れる
杖に乾電池をセッティングします。
電池を入れることで、ライトや防犯ベルが使えるようになります。
ライトも防犯ベルも必要ないよという方は入れなくてもオッケーです。
電池入れない方が軽いメリットもあります。
杖の長さを調節する
使い始める前に、杖の長さを調節します。
リラックスした状態で立ち、ハンドルに手を置いた時肘の角度が30度〜40度位になる位置が最適です。
とは言え、好みの高さもあると思いますのでいろいろ変えてみてしっくりくる高さにしてみてください。
また、長さの調節ボタンは確実に穴から出して固定してください。
穴からボタンがしっかり出ていないまま使用すると、使っているときに突然杖が縮んでしまうことがあります。注意です!
杖を使って歩行する
長さを調節したら杖を使って歩行します。
説明書には、固定紐を手首に通すと書いてありますが、個人的にはどちらでも良いかな。
正しく使いたい方は通して使ってください。
手を離しても杖は自立しますが、敷物の上や凹凸のある地面などの場合は自立せずに倒れてしまうことがあります。
実際にクレバーケーンを使ってみての感想
実際にクレバーケーンを使って歩きまわってみての感想をまとめてみました。
ライトは夜の歩行に便利
杖についてるライトはなかなか良いなぁと感じました。
しっかり足元を照らしたいですからね。
帰りが遅くなってしまった時とか、夜中にちょっとコンビニまで出かけるときに重宝しそうです。
防犯ベルはなくても良い(個人的には)
個人的には防犯ベルはあまりいらないかもと考えています。
間違えて押してしまったらうるさいですし。
ですが、万が一のときの安全を考えるとやはりつけておいた方が安心なのかなと感じます。
立ち上がるときの取っ手はなくても良いかも
クレバーケーンには座っている姿勢から立ち上がるときの取手が付いていますが、これはあまり使わないかもです。
というのも立ち上がるときはこの取っ手ではなく、杖本体を使った方が楽なんですよね。
でも取手は折りたたみできますし使う人もいると思いますので、あっても別に構わないと感じます。
長さが調節できるのが良い
長さが調節できるのはとてもいいですね。
しかも10センチの幅があるので好きな長さに調節できます。
持ち手が握りやすい
持ち手が握りやすい形になっているので、スムーズに歩行することができました。
指の形に合わせて凹凸が施されているのですよね。
手でぎゅっと握ったときにフィットします。
滑りにくいのでいいですね。
弾力性としなやかさがあって歩きやすい
杖の先端の部分は3点のゴムになっています。
ゴムなので弾力性があり、歩きやすいです。
先端が固い杖と比べると、衝撃を吸収してくれるので体への負担も軽いですし、多少の道の凸凹も平気です。
また杖がいつもまっすぐではなく、必要に応じてしなるのがすごくいいですね。歩行をしっかりと支えてくれそうです。
3点なので安定感がある
1点だけで支える杖と比べると、3点なので安定感があります。
手を離しても自立するので、どこかに立てかける必要もなく便利です。
この杖のレビューを書くことが決まってから注意して周りを見てみると、1点ではなく4点の杖を持っている年配の方結構いるんですよね。人気なのでしょう。
3点でも4点と同じ位の安定感がありますので、使いやすいです。
取り替え用の足のゴムがついて安心
クレバーケーンには取り替え用のゴムが付いています。
杖の先端の部分ですね。
うちの杖はまだ新品ですが、使っていると靴の底みたいにゴムがすり減っていってしまうのだと思います。
でも個人的には、すり減る時は3つ同時にすり減ると思うので取り替え用の部品も3個入れておいてくれなくては意味がないのでは??なーんて思っています。
まぁ足りなくなったら追加で購入してね、ということなのでしょう。
クレバーケーンは検証後、親戚にプレゼントしました
クレバーケーンは検証した後年配の親戚にプレゼントをしました。
自分ではまだしばらく使いそうにないので。
親戚にしっかり使い方をレクチャーしたら、喜んでくれたのでよかったです。
使ってもらえると良いなぁ。
近い関係の方でしたら、杖をプレゼントするのもありだと思いました。
クレバーケーンは年配の方への贈り物にもオススメ
ショップジャパンのクレバーケーンの使い心地をレビューしました。
杖のレビューってなかなかないので参考にしていただけますと幸いです。
クレバーケーンは長さも調節できますし、3点自立型の杖なので購入してもまず失敗はないかと思えます。個人的には弾力性があってしなるのがすごく良いです。
自分で杖を買う以外にも、年配の方への贈り物にもお勧めですよ。
